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【JCS予選使用構築】スイッチトリルオーガネクロ

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はじめまして、WCSサンルールからダブルバトルを始めたシグマと申す者です。

先週末のJCS予選はみなさんお疲れ様でした。

レーティングバトルでウルトラルールが実装されて3週間弱でのJCS予選とのことで、十分な準備ができなかった方も多いかも思います。私もその1人です。

肝心の予選では1650付近をウロウロしていて時間切れになってしまいましたが、折角なので使用構築を紹介していきたいと思います。何かの参考になれば幸いです。

今回使用した構築は以下の通りです。

 

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構築経緯

①せっかくのウルトラルールだしウルネク使いたい

②GSは天候書き換え合戦だからゲンシ組も入れたい

③追い風パやトリルパのどちらにも対応できるようにしたい

以上のガバガバ経緯です。

それでは個別解説に移ります。

 

日食ネクロズマ@ウルトラネクロZ

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控えめ H244 C252 D12

実数値   日食ネクロ 203-✕-147-181-131-97           

ウルトラネクロズマ  203-✕-117-240-119-149

調整意図 HCぶっぱ 余りD

フォトンゲイザー/大地の力/トリル/守る

 

特性、ウルトラバースト含めて耐性がやべーやつ。ウルネクだとS無振りでも準速グラカイを抜け、耐久無振りゲンシグラードン程度なら大地で吹き飛ばせます。

こいつはHぶっぱするだけでウルネク状態でメガゲンガーのシャドボ確定耐えし、ウルトラバーストによる耐性変化もあるため下手な調整よりぶっぱ振りの方が使いやすかったです。

以前は「守る」の枠を「メテオドライブ」にしていました(A個体値31で威嚇込みで耐久無振りゼルネ確2)が、環境にBに厚いゼルネが増え、技が腐りがちだったので汎用性の高い「守る」へ。守ると同時にウルトラバーストすることで次ターンに安定して天焦がす滅亡の光(以下天焦)を撃てるようになることもメリットの1つでした。

ただ天焦は読まれやすく、ガエンなどにバックされやすいので試合終盤に撃つのがオススメです。

追い風を張らなくてもウルトラバーストすることでSが実質1段階上昇できるのが本当に強く、予選でウルネク使用者が少なかったことが不思議でした。

アローラ禁伝の全員に言えることですがイベルタルが引くほど重いので取り巻きでなんとかしましょう。

 

カイオーガ@藍色の珠

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控えめ H252 B236 C20

実数値 207-✕-140-223-180-110

調整意図 H-B 陽気鉢巻レック ガリョウ確定耐え+できるだけ硬く

                C HDぶっぱ慎重ガエンを根源で高乱数(87.5%)でワンパン

根源の波動/冷凍ビーム/熱湯/守る

 

サンルールから猛威を振るっていた子。

この枠は元々ゲンシグラードンでしたが、断崖外しと不意のめざ水による事故が多かったのでオーガに変更。トリル、追い風下でも動けるようS無振りかつHPが削れても置物にならないよう潮吹き採用。ネクロや後述のコケコナットでオーガへの打点は確保できていたので冷凍ビーム採用。オーガの水技で縛れているポケモンに冷凍ビームを撃つと相手のボーマンダレックウザバックに刺さってアドでした。無振りテテフをワンパンできないのが辛かった。

 

ボーマンダ@ボーマンダナイト

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臆病 H68 D252 S190

実数値 179-✕-150-140-142-162

調整意図 H-D テテフのムンフォ高乱数(93.8%)耐え

                  S  最速霊獣ランド抜き

ハイボ/吠える/追い風/守る

 

堂々の700族。流星群や捨て身が欲しくなる場面もありましたが、この構築だとこの技構成で完成だと思います。後述する基本選出でも述べますが、初手ゼルネのジオコンや、ドータクンなどのトリックルームに合わせて吠えるのが割と安定して決められました。相手の裏にグラードンがいる時などは威嚇を大事にしてメガしない判断も必要です。ハイボで雑に削るのが強かった。不意のトルネの飛行Zも余裕で耐えてくれて信頼度が高い。

 

カプ・コケコ@フェアリーZ

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臆病 B4 C252 S252

実数値 145-✕-106-147-95-200

調整意図 最速130族意識のCSぶっぱ

10万/マジシャ/自然の怒り/守る

 

この構築最速のポケモン。速さ+フィールド書き換え+催眠耐性が欲しかったので採用。フェアリーZはレックウザよりイベルタルを意識しました。トゲデマルと組んでいるようなイベルタルにはフェアリーZがよく刺さった印象です。

 

ガオガエン@ピンチベリー

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慎重 H236 D236 S36

実数値 200-135-110-90-154-85

調整意図 H ピンチベリー意識の4n

               D 11n

               H-D C183ゼルネの+2ムンフォ確定耐え

               S テンプレHDガエン+1

フレドラ/バクア/蜻蛉返り/猫騙

 

便利なネコチャン。ガエンミラーになった時は威嚇の発動順で相手のガエンがSに振っているかどうかを判断できて有用でした。バクアばかりガンガン撃っていたので穏やかでも良かったかもしれない。

 

ナットレイ@ピンチベリー

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呑気 H252 B4 D252

実数値 181-114-167-✕-168-22(最遅)

調整意図 H-B 特化ゲンシグラードンのダブルダメ断崖を超高乱数(98.9%)で2耐え

               H-D C183ゼルネアスの+2ムンフォを超高乱数(98.9%)で2耐え

ジャイロボール/パワーウィップ/宿り木/守る

 

ゲンシカイオーガと組ませると輝く子。ちなみにBに36振ると特化ゲンシグラードンのダブルダメ断崖を確定で2耐えしますが、なるべくDに厚くしたかったのでこの配分へ。メインウェポンは宿り木で、守るを絡ませながらジワジワと削っていくのがこのルールでは強かった。基本的にこのポケモンは後発に控えさせて詰め要員として使いました。レックウザガリョウテンセイはあまり受けきれないので注意。

 

基本選出

vs グラゼルネ

ガエン+マンダ (オーガ+ネクロ)

大体ゼルネ+ガエンが出てくるので、相手のガエンがこちらのガエンより遅かったらガエン方向に猫、ゼルネ方向に吠えます。初手グラードンも威嚇2枚でカバー。カイオーガを展開すると相手のグラードンは引いてくる可能性が極めて高いのでそれを意識したプレイングが必要。

 

vs オーガレック

ネクロ+マンダ (オーガ+コケコ)

オーガやレックは裏に控えている場合が多く、ガエン+クロバットの2枚をよく先発に出されました。トリパ耐性が薄いパターンが多く、初手ネクロに挑発が飛んできやすいのでフォトンゲイザーで襷まで削り、次のターンマンダで追い風を張りながらネクロでクロバットを倒しましょう。

 

vs テテツー

ガエン+ネクロ (オーガ+ナット)

バクアで相手の特攻を削いだ後にトリルを張って好き放題しましょう。相手の裏にもナットが一貫しているときはテテフが格闘Zを持っている可能性が高いです。

基本的に相手の両禁伝のいずれかが初手に出てきても不利を取らないような選出をします。こちらのトリルの切れ目に追い風、追い風の切れ目にトリルを張る戦法は読まれにくく、常に相手の上を取って殴ることができ楽しかったです。

 

大分長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。下にQRパーティのURLを載せてますので、良ければウルトラルールのWCSレートが終わるまでに是非使ってみてください!

 

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4826-A636